都市内の災害時の流動に関する総合的研究

―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―


JSPS科研費 基盤研究(A) 24241054

本研究の目的
本研究は「都市のOR」と呼ばれる分野の英知を結集して,都市が直面する災害時の交通やそれに関する施設配置,さらには防災の都市計画の基礎等の問題を解明・解決することを目的とするものである.東日本大震災に見られるように自然災害に対する安全性に関して,都市は効率的かつ頑健な運用の必要性に迫られている.それに対し,数量的,実証的な解決策を与えるのが本研究の目的である.OR,都市工学,地理情報システム等の専門家でグループを組織し,自然災害に関する交通,施設,都市計画のモデルに新展開をもたらす.研究の実施にあたっては,抽象的なモデルを作成するだけではなく,必ず,現実のデータを利用してモデルの妥当性の検証を行い,将来起こりうる現実の災害に対する防災の具体的な問題に対する提言を行う.さらにこれらは統合し,防災意思決定支援システムを試作する.


メンバー (click here to see)
研究代表者
鈴木 敦夫 (南山大学・理工学部・教授)
研究分担者
三浦 英俊 (南山大学・理工学部・教授)
鵜飼 孝盛 (東海大学・医学部外科学系救命救急医学・特任助教)
大山 達雄 (政策研究大学院大学・政策研究科・教授)
佐々木 美裕 (南山大学・理工学部・教授)
栗田 治 (慶應義塾大学・理工学部(矢上)・教授)
李 明哲 (福岡大学・経済学部・教授)
田口 東 (中央大学・理工学部・教授)
稲川 敬介 (秋田県立大学・システム科学技術学部・助教)
小市 俊悟 (南山大学・理工学部・准教授)
古田 壮宏 (奈良教育大学・教育学部・准教授)
鳥海 重喜 (中央大学・理工学部・准教授)
田中 健一 (慶應義塾大学・理工学部(矢上)・講師)
藤原 祥裕 (愛知医科大学・医学部・教授)
高松 瑞代 (中央大学・理工学部・准教授)

お知らせ

「都市のOR」ワークショップ2015開催

今年も「都市のOR」ワークショップが開催されます.

開催日:
2015年12月12日(土), 13日(日)
開催場所:
南山大学名古屋キャンパスS棟S22
詳しくは,こちらをご覧ください.


問い合わせ先 
南山大学 理工学部 三浦英俊
〒466-8673
名古屋市昭和区山里町18
Phone/052-832-3111
E-mail/hmiura [AT] nanzan-u.ac.jp